見えざる手(ヘカトンケイル)の特徴
相手のモンスターに手を差し伸べ奪う
「見えざる手(ヘカトンケイル)」の特徴は、相手のモンスターを奪うことです。
相手の手札、デッキ、墓地などのあらゆる場所に手を差し伸べ、そのモンスターをこちらのフィールドに特殊召喚することができます。
奪ったモンスターは融合素材として使用し、《見えざる神ジャウザー》や《見えざる神ゼノ》などの融合モンスターを特殊召喚します。
ヘカトンケイルデッキレシピ
融合
- 見えざる神ジャウザー ×3
- 見えざる神ゼノ ×2
- 幻獣魔王バフォメット ×1
- 幻獣王キマイラ ×1
- 幻想魔獣キマイラ ×1
- ガーディアン・キマイラ ×1
- 背信聖徒シルヴィア ×1
エクシーズ
- No.11 ビッグ・アイ ×1
- 真血公ヴァンパイア ×1
リンク
- 影法師トップハットヘア ×1
- 照耀の光霊使いライナ ×1
- 暗影の闇霊使いダルク ×1
ヘカトンケイルカード紹介
神の見えざる手
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
https://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/card_search.action?ope=2&cid=21938&request_locale=ja
このカードは自分フィールドの他のカード1枚を墓地へ送って発動する事もできる。
①:デッキから「ヘカトンケイル」モンスター1体を手札に加える。カードを墓地へ送ってこのカードを発動した場合、さらにデッキから「神の見えざる手」以外の「ヘカトンケイル」魔法・罠カード1枚を自分フィールドにセットできる。
②:墓地のこのカードを除外して発動できる。相手は1枚ドローする。その後、相手は自身の手札を1枚選んで捨てる。
《神の見えざる手》は、デッキから「ヘカトンケイル」モンスター1体をサーチできる効果を持った魔法カードです。
自分フィールドの他のカード1枚を墓地へ送って発動した場合、さらにデッキから《神の見えざる手》以外の「ヘカトンケイル」魔法・罠カード1枚も自分フィールドにセットできるので、合計で2枚のカードをサーチすることができます。
②の効果は墓地から除外して発動する効果で、相手に1枚ドローさせて1枚捨てさせるというものです。
闇属性の「ヘカトンケイル」モンスターには、「ドローフェイズ以外で相手の手札にカードが加わった場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。」という効果があるので、《神の見えざる手》の①の効果でサーチするモンスターを闇属性の「ヘカトンケイル」モンスターにすれば、その後②の効果を使うことでそのまま特殊召喚できるようになります。
見えざる手ブレアス
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
https://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/card_search.action?ope=2&cid=21935
①:ドローフェイズ以外で相手の手札にカードが加わった場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
②:自分メインフェイズに発動できる。相手の手札をランダムに1枚確認する。それがモンスターだった場合、そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚できる。
③:このカードがモンスターと戦闘を行う場合、その2体はその戦闘では破壊されない。
《見えざる手ブレアス》は、ドローフェイズ以外で相手の手札にカードが加わった場合に手札から特殊召喚できるモンスターです。
先ほど紹介した《神の見えざる手》を使うことで、サーチから特殊召喚まで行うことができます。
②の効果は、自分メインフェイズに、相手の手札をランダムに1枚確認し、それがモンスターだった場合、そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚できるというもので、選んだカードがモンスターだったらハンデス、違った場合でも相手の手札の情報を得ることができるので、どちらにしても強力な効果です。
見えざる神ゼノ
「ヘカトンケイル」モンスター×3
https://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/card_search.action?ope=2&cid=21937
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分・相手のメインフェイズに発動できる。相手のEXデッキの裏側のカードをランダムに2枚確認する。その中から1枚を選んで自分フィールドに特殊召喚できる。
②:このカードがモンスターと戦闘を行う場合、その2体はその戦闘では破壊されない。
③:融合召喚したこのカードが相手の効果で破壊された場合に発動できる。相手フィールドのモンスターを任意の数だけ選び、そのコントロールを得る。
《見えざる神ゼノ》は、「ヘカトンケイル」モンスター×3で融合召喚できるモンスターです。
「ヘカトンケイル」モンスターが3体必要なので、出すのが難しく感じるかもしれませんが、魔法カード《見えざる幽獄》を使うことで、自分の墓地のモンスターも融合素材にすることができ、また、元々の持ち主が相手である自分フィールドのモンスターも融合素材にすることができるので、難易度はそこまで高くないです。
①の効果は、自分・相手のメインフェイズに、相手のEXデッキの裏側のカードをランダムに2枚確認し、その中から1枚を選んで自分フィールドに特殊召喚できるという効果です。
相手のEXデッキの重要カードを引き抜けるだけではなく、効果も無効化されずに自分フィールドに特殊召喚できるため、多くのデッキに採用されている《フルール・ド・バロネス》などの汎用性が高く強力な効果を持ったモンスターをこちらの戦力として使用することができます。
基本展開
手札の魔法・罠カード1枚をセットする。(モンスターなら召喚またはセット)
《神の見えざる手》を、自分フィールドの他のカード1枚を墓地へ送って発動。
①の効果で、デッキから《見えざる手ガイガス》を手札に加え、さらにデッキから《見えざる誘い手》を自分フィールドにセットする。
墓地の《神の見えざる手》の②の効果で、このカードをコストとして除外し、相手は1枚ドローして、その後、1枚捨てる。
ドローフェイズ以外で相手の手札にカードが加わったので、《見えざる手ガイガス》の①の効果で自身を手札から特殊召喚。
《見えざる手ガイガス》の②の効果で、相手のデッキの上から3枚をめくり、その中からモンスター1体を選んで自分フィールドに特殊召喚する。
自分フィールドの《見えざる手ガイガス》と元々の持ち主が相手である表側表示のモンスター1体をリリースし、EXデッキから《見えざる神ジャウザー》を特殊召喚。
《見えざる神ジャウザー》の①の効果で、デッキから《見えざる招き手》をサーチする。
《見えざる招き手》を自分フィールドにセット。
ヘカトンケイルと相性の良いカード
魂の造形家
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:自分フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。元々の攻撃力と元々の守備力の合計が、リリースしたモンスターと同じとなるモンスター1体をデッキから手札に加える。
https://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/card_search.action?ope=2&cid=14478&request_locale=ja
《魂の造形家》は、自分フィールドのモンスター1体をコストとしてリリースすることで、リリースしたモンスターと元々の攻撃力と元々の守備力の合計が同じになるモンスター1体をデッキからサーチすることができる効果を持っています。
《魂の造形家》の攻守の合計が3700なので、自身をリリースすることで、「見えざる手(ヘカトンケイル)」デッキの初動となる《見えざる手ヤドエル》《見えざる手イブエル》をサーチすることができるようになります。
「ヘカトンケイル」は特殊召喚で展開していくテーマなので、基本的に召喚権を使いません。
その召喚権をこの《魂の造形家》に使うことで、デッキの安定性を高めることが可能です。
手札断殺
①:お互いのプレイヤーは手札を2枚墓地へ送る。その後、それぞれデッキから2枚ドローする。
https://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/card_search.action?ope=2&cid=7389&request_locale=ja
《手札断殺》は、お互いのプレイヤーは手札を2枚墓地へ送り、その後、それぞれデッキから2枚ドローするという効果の速攻魔法カードです。
闇属性の「ヘカトンケイル」モンスターには、ドローフェイズ以外で相手の手札にカードが加わった場合に手札から特殊召喚できるという効果が備わっているため、《手札断殺》で強制的に相手にドローしてもらうことで、《見えざる手ブレアス》などの闇属性「ヘカトンケイル」モンスターを特殊召喚させることができます。
相手のサーチ効果などを待つとどうしても受動的になるので、《手札断殺》を使うことで能動的に発動できるようにすることが可能です。
また、《見えざる手ヤドエル》《見えざる手イブエル》には、墓地へ送られた場合に発動できる効果があるので、そちらも活用しましょう。
幻惑の見習い魔術師
このカード名の、①の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
https://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/card_search.action?ope=2&cid=19870&request_locale=ja
①:このカードは手札を1枚捨てて、手札から特殊召喚できる。
②:このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。「幻惑の見習い魔術師」以外の幻想魔族モンスター1体をデッキから手札に加える。
③:このカードがモンスターと戦闘を行う場合、その2体はその戦闘では破壊されない。
《幻惑の見習い魔術師》は、手札を1枚捨てることで手札から特殊召喚することができ、召喚・特殊召喚した場合に、デッキから《幻惑の見習い魔術師》以外の幻想魔族モンスター1体をサーチすることができます。
「ヘカトンケイル」モンスターは全て「幻想魔族」なので、好きなカードを持ってくることが可能です。
①の効果で手札から捨てるカードを《見えざる手ヤドエル》《見えざる手イブエル》にすれば、先ほども言ったように、墓地へ送られた場合の効果を発動させることができるようになり、デメリットをメリットに変えることができます。
まとめ
相手のモンスターを奪い、それを素材に融合する、それが「見えざる手(ヘカトンケイル)」の特徴です。
手札、デッキ、墓地、さらにはEXデッキと、あらゆる場所に手を差し伸べこちらのフィールドに誘導する、そんな戦い方が得意なデッキとなっています。
興味のある方はぜひデッキを組んで遊んでみてください。





