召喚師アレイスターは、召喚獣デッキを理解するうえで、まず使い方を覚えておきたい重要なモンスターです。
「召喚魔術」のサーチから融合召喚につなげられるだけでなく、融合素材として使ったあとも再利用しやすく、1枚を無駄なく活用できます。さらに「暴走魔法陣」や「召喚獣メルカバー」といった定番カードに加え、新しい召喚獣関連カードとの組み合わせも考えられます。
この記事では、召喚師アレイスターの効果を確認しながら、召喚獣デッキでの基本的な使い方や相性のいいカード、使用時の注意点まで順番に紹介します。
最後まで読めば、アレイスターを起点とした基本的な動きが分かり、自分で召喚獣デッキを組んで実際のデュエルで動かせるようになります。
召喚師アレイスターとは?効果と基本情報を解説
①:自分・相手ターンに、このカードを手札から墓地へ送り、自分フィールドの融合モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力・守備力はターン終了時まで1000アップする。
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②:このカードが召喚・リバースした場合に発動できる。デッキから「召喚魔術」1枚を手札に加える。
《召喚師アレイスター》は、召喚獣デッキの融合召喚を支える魔法使い族モンスターです。
レベル4・闇属性で、召喚獣の融合召喚に必要な「召喚魔術」を手札に加えられるのが大きな特徴。さらに、手札から使える融合モンスターの攻撃力・守備力アップ効果も持っています。
召喚獣デッキを組むなら、まず効果と基本的な役割を覚えておきたいカードです。
召喚師アレイスターの①の効果
①は、手札から召喚師アレイスターを墓地へ送ることで、自分フィールドの融合モンスター1体の攻撃力・守備力をターン終了時まで1000アップする効果です。
戦闘で相手モンスターを突破したい場合はもちろん、相手からの攻撃のカウンターとしても役立ちます。
召喚師アレイスターの②の効果
②は、召喚師アレイスターが召喚・リバースした場合に、デッキから「召喚魔術」1枚をサーチできる効果です。
召喚獣デッキでは、この効果で融合召喚に必要な「召喚魔術」を用意するのが基本となります。
実際に使ってみると、「とりあえずアレイスターを召喚すれば融合召喚の準備ができる」という分かりやすさが魅力です。
特に召喚獣デッキを初めて使う場合は、まず「アレイスターを召喚して召喚魔術を手札に加える」という流れから覚えると、デッキの動きを理解しやすくなるでしょう。
召喚師アレイスターの強み
召喚師アレイスターの強みは、召喚獣デッキの初動となる役割と、融合モンスターを戦闘で支える役割を1枚でこなせることです。
召喚するだけで融合召喚に必要なカードへつながるため、手札に来たときに役割が分かりやすく、初心者でも扱いやすいのが魅力。さらに、手札に戻ったあとも攻撃力・守備力を上げる効果を使えるため、無駄になりにくいカードです。
召喚するだけで「召喚魔術」をサーチできる
召喚師アレイスター最大の強みといえるのが、召喚するだけで「召喚魔術」をサーチできることです。
召喚獣を融合召喚するには融合手段が必要ですが、アレイスター自身がそのカードを用意してくれます。
たとえば初手にアレイスターしか召喚獣関連のカードがなくても、
- アレイスターを召喚
- 「召喚魔術」をサーチ
- アレイスターを融合素材として使う
という流れを作れます。
必要なカードを複数枚そろえなくても動き始められるので、召喚獣デッキの安定感を高めてくれる存在です。
自身がそのまま召喚獣の融合素材になる
アレイスターは「召喚魔術」をサーチしたあと、自身をそのまま召喚獣の融合素材として使えるのも便利です。
「サーチするためだけのカード」ではなく、その後の融合召喚まで無駄なく参加できます。
特に召喚獣デッキでは、アレイスターと別の属性のモンスターを組み合わせることで、状況に合わせた召喚獣を出し分けられます。
手札や墓地にどの属性があるかを確認しながら融合先を選べるため、慣れてくるほど対応できる場面が増えていきます。
手札に戻ったあとも打点アップに使える
召喚魔術の効果によって除外されたアレイスターは、再び手札へ戻せます。
ここで重要なのが、手札に戻ったアレイスターを融合モンスターの攻撃力・守備力を1000上げる効果に使えることです。
たとえば召喚獣メルカバーで相手モンスターを攻撃するとき、わずかに攻撃力が足りない場面でも、アレイスターを使えば戦闘で突破できる可能性があります。
相手からすると「アレイスターを持っているかもしれない」というだけで戦闘計算が変わるため、見た目以上にプレッシャーをかけられます。
攻撃だけでなく守備にも使える
アレイスターの①の効果は攻撃力だけでなく、守備力も1000アップします。
そのため、自分から攻めるときだけでなく、相手ターンに融合モンスターを守る使い方も可能です。
「この攻撃なら倒せる」と思って攻撃してきた相手に対してアレイスターを使い、逆に戦闘破壊を防げるケースもあります。
1枚で何度も役割を持ちやすい
召喚師アレイスターは、
- 召喚魔術をサーチする
- 融合素材になる
- 手札に戻る
- 融合モンスターの打点を補助する
と、1枚のカードを何度も使い回しやすいのが大きな魅力です。
召喚獣デッキを使っていると、最初は「召喚魔術を持ってくるカード」という印象が強いかもしれません。
しかし実際には、融合素材になったあとも手札へ戻り、次のターンの展開や戦闘を支えてくれます。
こうした無駄の少なさこそが、召喚師アレイスターが長く召喚獣デッキの中心として使われている理由のひとつです。
召喚獣デッキでの召喚師アレイスターの使い方
召喚獣デッキで召喚師アレイスターを使う場合は、召喚魔術を確保しながら融合召喚につなげる初動役として使うのが基本です。
アレイスターを召喚して終わりではなく、融合素材として使ったあとに手札へ戻し、次のターン以降も活用していきます。
まずは基本となる流れから覚えていきましょう。
アレイスターを召喚して召喚魔術をサーチする
最初に狙いたいのが、召喚師アレイスターを通常召喚して「召喚魔術」をサーチする動きです。
召喚獣デッキでは融合召喚するための「召喚魔術」が必要になるので、アレイスターから直接用意できれば、そのまま融合召喚の準備を整えられます。
初手に「暴走魔法陣」がある場合は、暴走魔法陣からアレイスターをサーチすることで同じ動きにつなげられます。
そのため、実際のデュエルでは「どうやってアレイスターにアクセスするか」を意識すると動かしやすくなります。
聖魔の乙女アルテミスを経由して光属性を用意する
アレイスターを召喚したあとは、そのまま融合素材にするだけでなく、「聖魔の乙女アルテミス」のリンク素材として使う方法があります。
アルテミスは光属性なので、墓地のアレイスターと組み合わせれば「召喚獣メルカバー」の融合素材を用意できます。
基本的な流れは、
- アレイスターを召喚して召喚魔術をサーチ
- アレイスター1体で聖魔の乙女アルテミスをリンク召喚
- 召喚魔術を発動
- 墓地のアレイスターとフィールドのアルテミスを素材にする
- 召喚獣メルカバーを融合召喚
となります。
アレイスター1枚からメルカバーまでつなげやすいため、召喚獣デッキを使い始めるなら覚えておきたい基本展開です。
召喚魔術で除外したアレイスターを手札に戻す
召喚獣を融合召喚したあとは、墓地へ送られた召喚魔術の効果も忘れずに使いましょう。
召喚魔術をデッキへ戻し、除外されているアレイスターを手札へ戻せます。
ここまで行うことで、融合素材として使ったアレイスターを再び利用できます。
手札へ戻したアレイスターは、融合モンスターの攻撃力・守備力を1000アップするために残してもいいですし、状況によっては次のターン以降の展開に利用することもできます。
召喚獣デッキでは、融合召喚したところで動きを止めず、アレイスターを回収するところまでをセットで考えるのが基本です。
墓地の属性を確認して融合先を選ぶ
召喚獣デッキに慣れてきたら、毎回同じ召喚獣を出すのではなく、墓地にあるモンスターの属性も確認してみましょう。
召喚魔術は自分フィールドだけでなく、自分・相手の墓地のモンスターも融合素材として除外できます。
そのため、相手の墓地に必要な属性があれば、それを利用して別の召喚獣を融合召喚できる場合があります。
たとえば光属性を確保できるならメルカバー、水属性があればコキュートス、炎属性があればプルガトリオといったように、使える属性によって選択肢が変わります。
最初はメルカバーを目指す基本展開を覚え、慣れてきたら「今ある属性から何を出せるか」まで考えるようにすると、召喚師アレイスターをより使いこなせるようになります。
召喚師アレイスターと相性のいいカード
召喚師アレイスターを召喚獣デッキで使うなら、アレイスターを手札に加えられるカードや、融合召喚につなげられるカードを一緒に採用するのがおすすめです。
特に相性がいいのは、以下のカードです。
- 暴走魔法陣
- 召喚魔術
- 聖魔の乙女アルテミス
- 召喚獣メルカバー
- 追憶のアレイスター
- 召喚獣ソラト
従来の召喚獣デッキを支えてきたカードだけでなく、新しい召喚獣関連カードも候補になります。
暴走魔法陣
「暴走魔法陣」は、発動時にデッキから召喚師アレイスターを手札に加えられるフィールド魔法です。
アレイスターを引けなかった場合でも暴走魔法陣からアクセスできるため、召喚獣デッキの初動を安定させるカードとして相性抜群です。
さらに、自分が融合モンスターを融合召喚する効果を含む効果を自分が発動した際に、その発動は無効化されず、その融合召喚成功時に相手は魔法・罠・モンスターの効果を発動できなくなります。
「アレイスターは引けなかったけれど暴走魔法陣はある」という手札でも動き始められるため、召喚獣を中心にデッキを組むなら優先して採用を検討したいカードです。
召喚魔術
「召喚魔術」は、召喚師アレイスターから直接サーチできる融合魔法です。
召喚獣を融合召喚する場合、自分フィールドだけでなく、自分・相手の墓地から融合素材を除外できるのが大きな特徴です。
さらに墓地の召喚魔術をデッキへ戻すことで、除外されているアレイスターを手札へ戻せます。
融合召喚→アレイスター回収という流れを作れるので、アレイスターを繰り返し利用する召喚獣デッキには欠かせない存在です。
聖魔の乙女アルテミス
「聖魔の乙女アルテミス」は、レベル4以下の魔法使い族モンスター1体からリンク召喚できる光属性モンスターです。
召喚師アレイスターが条件を満たしているため、召喚魔術をサーチしたあと、そのままアルテミスへつなげられます。
これによってアレイスターと光属性を用意できるため、召喚獣メルカバーの融合素材をそろえやすくなります。
シンプルながら使いやすく、召喚獣デッキの基本展開を支えてくれる1枚です。
召喚獣メルカバー
「召喚獣メルカバー」は、召喚師アレイスター+光属性モンスターで融合召喚できる召喚獣です。
相手がモンスター・魔法・罠カードの効果を発動したとき、同じ種類のカードを手札から墓地へ送ることで、その発動を無効にして除外できます。
先ほど紹介したアルテミスを利用すれば光属性を用意しやすいため、アレイスターから狙いやすい妨害役として活躍します。
「まず何を融合召喚すればいい?」と迷った場合に候補にしやすいモンスターです。
追憶のアレイスター
新たに登場した「追憶のアレイスター」も、召喚師アレイスターと組み合わせたいカードです。
このカードが召喚・特殊召喚・リバースした場合、EXデッキから「召喚獣」モンスター1体を除外することで、「召喚魔術」またはそのカード名が記された魔法カード1枚をデッキから手札に加えることができる効果を持っています。
通常のアレイスターと違い特殊召喚でも効果を発動することが可能で、コストとして除外した「召喚獣」モンスターは、追憶のアレイスターからサーチ可能な《召喚魔術-「剣」》で融合素材にすることができます。
従来の召喚師アレイスターとは違った方法で召喚獣の融合召喚をサポートできるため、新しい召喚獣デッキを組みたい場合はチェックしておきたいカードです。
召喚獣ソラト
「召喚獣ソラト」は、新たな召喚獣デッキの展開を支えてくれる融合モンスターです。
効果は無効化されてしまいますが、墓地のレベル6以下のモンスターを特殊召喚できるため、墓地へ送られた召喚師アレイスターなどを融合素材として再利用できます。
さらに、このカードが墓地にいる場合に、墓地のこのカードを含む自分のフィールド・墓地のモンスターを融合素材として除外し、「召喚獣」融合モンスター1体を融合召喚する効果も持っています。
従来の召喚獣デッキとは異なる展開ルートを作れるので、新規カードを取り入れて召喚獣デッキを強化したい場合に相性のいい1枚です。
召喚師アレイスターを使うときの注意点
召喚師アレイスターは召喚獣デッキの中心となる使いやすいモンスターですが、どんな状況でも安定して動けるわけではありません。
特に注意したいのが、通常召喚に頼りやすいことと、アレイスターの効果を止められると融合召喚までつながりにくくなることです。
召喚獣デッキを組むなら、強みだけでなく弱点も理解しておきましょう。
召喚時の効果を無効にされると動きが止まりやすい
召喚師アレイスターは、召喚時の効果によって「召喚魔術」をサーチするのが基本です。
そのため、この効果を「灰流うらら」や「エフェクト・ヴェーラー」などで止められると、召喚魔術を用意できず、その後の融合召喚が難しくなる場合があります。
特に手札にアレイスター以外の展開手段がない場合は、そのまま動きが止まってしまうことも。
アレイスター1枚だけに頼るのではなく、ほかのカードから展開できるようにしておくと、相手から妨害を受けたときにも対応しやすくなります。
通常召喚権を使うカードと競合しやすい
召喚師アレイスターは、基本的に通常召喚して効果を使います。
召喚獣だけでデッキを組む場合はそれほど気になりませんが、別のテーマと組み合わせる場合は注意が必要です。
たとえば、組み合わせるテーマにも「このモンスターを通常召喚して展開を始めたい」というカードがあると、どちらを召喚するか迷う場面が出てきます。
召喚獣とほかのテーマを混ぜるなら、通常召喚をあまり必要としないテーマを選ぶとアレイスターの動きを邪魔しにくくなります。
墓地の属性によって出せる召喚獣が変わる
召喚獣は、それぞれ融合素材として必要になる属性が異なります。
そのため、召喚師アレイスターと召喚魔術がそろっていても、必要な属性を用意できなければ狙った召喚獣を出せません。
メルカバーはよく使うので基本的に頭に入っていると思いますが、メルカバー以外の召喚獣を使いたい場合は、自分と相手の墓地にどの属性のモンスターがいるのか確認してから動くのがおすすめです。
「この召喚獣を出そうと思ったのに素材がない」というミスは、召喚獣デッキを使い始めたころには意外と起こりやすいポイントです。
慣れないうちは、よく使う召喚獣について必要な属性をあらかじめ覚えておくとスムーズに融合先を選べるようになります。
攻撃力アップを使うとアレイスターを失う
アレイスターの①の効果は、融合モンスターの攻撃力・守備力を1000アップできる便利な効果ですが、発動するには手札のアレイスターを墓地へ送る必要があります。
つまり、一度使えば手札からアレイスターがいなくなります。
1000アップできるからと何となく発動するのではなく、その戦闘で本当に必要なのかを考えてから使うのがおすすめです。
相手モンスターを戦闘破壊できる、融合モンスターを戦闘から守れるなど、明確なメリットがある場面で使えば、召喚師アレイスターをより無駄なく活用できるでしょう。
まとめ
召喚師アレイスターは、召喚獣デッキの融合召喚を安定させながら、融合モンスターの戦闘までサポートできる中心的なカードです。
召喚すると「召喚魔術」をサーチできるため、アレイスターを引くだけで融合召喚の準備を進められるのが大きな魅力。さらに、自身がそのまま召喚獣の融合素材になれるので、サーチしたあとも無駄になりません。
召喚獣デッキで使う場合は、まず以下の基本的な流れを覚えておくと扱いやすくなります。
- 召喚師アレイスターを召喚する
- 「召喚魔術」をサーチする
- アレイスターを融合素材として利用する
- 召喚獣を融合召喚する
- 除外されたアレイスターを手札へ戻す
- 回収したアレイスターを次の展開や戦闘に活用する
特に「聖魔の乙女アルテミス」を採用しておけば、アレイスター1体から光属性を用意しやすくなり、「召喚獣メルカバー」の融合召喚へつなげられます。
召喚獣デッキを初めて使う人は、まずこの基本的な動きから覚えてみるのがおすすめです。
また、召喚師アレイスターの魅力は、融合召喚したら役割が終わるカードではないところにもあります。
召喚魔術によって手札へ戻したあとは、融合モンスターの攻撃力・守備力を1000アップする効果を使えます。
「あと少し攻撃力が高ければ相手モンスターを倒せる」という場面は実際のデュエルでも珍しくありません。そんなときに手札のアレイスターが残っていれば、戦闘結果をひっくり返せることがあります。
一方で、召喚時の効果を止められると召喚魔術をサーチできなかったり、通常召喚権を使うカードと組み合わせにくかったりと、注意したい部分もあります。
召喚獣とほかのテーマを組み合わせる場合は、アレイスターの通常召喚を邪魔しないカードを選ぶと、お互いの強みを活かしやすくなるでしょう。
そして現在の召喚獣デッキでは、従来から使われている「暴走魔法陣」「召喚魔術」「召喚獣メルカバー」などに加えて、新しい召喚獣関連カードも登場しています。
「追憶のアレイスター」や「召喚獣ソラト」などを取り入れれば、従来とは違った形で召喚獣の融合召喚や展開を狙うことも可能です。
召喚師アレイスターは登場から時間が経っているカードですが、召喚獣デッキを組むうえで基本となる役割は今でも非常に分かりやすいです。
これから召喚獣デッキを作ってみたい人は、まず召喚師アレイスターを中心とした基本展開を覚え、慣れてきたら墓地の属性や新しい召喚獣カードまで意識してみてください。


