「《黒薔薇と荊棘の魔女》の強さって何?」「どういう使い方をすればいいの?」「相性のいいカードは?」と悩んでいませんか?
《黒薔薇と荊棘の魔女》は、デッキ・EXデッキから植物族を墓地へ送りながら、その後の展開につなげられるレベル6Sモンスターです。
特に「ローズ・ドラゴン」デッキでは、墓地で活用できる植物族を用意できるだけでなく、植物族への効果破壊耐性や、自身を墓地から特殊召喚する効果も活かせます。
一方で、①の発動後はEXデッキからSモンスターしか特殊召喚できなくなるため、効果を使うタイミングには注意が必要です。
この記事では、《黒薔薇と荊棘の魔女》の効果や強み、「ローズ・ドラゴン」デッキでの使い方、相性のいいカード、使用する際の注意点まで詳しく解説します。
採用を考えている方は、ぜひデッキ構築の参考にしてください。
黒薔薇と荊棘の魔女とは?効果と基本情報を解説
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
https://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/card_search.action?ope=2&cid=21806&request_locale=ja
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがS召喚した場合に発動できる。デッキ・EXデッキからそれぞれ1体まで、植物族モンスターを墓地へ送る。この効果の発動後、ターン終了時まで自分はSモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
②:自分フィールドの植物族モンスターは効果では破壊されない。
③:このカードが墓地に存在する状態で、フィールドのカードが効果で破壊された場合に発動できる。このカードを特殊召喚する。
《黒薔薇と荊棘の魔女》は、闇属性・植物族のレベル6Sモンスターです。
S素材は「チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上」と指定されており、テーマや種族などの縛りはありません。
「ローズ・ドラゴン」デッキでは、植物族を墓地へ送りながらその後の展開を支えられるほか、植物族への効果破壊耐性や、自身を墓地から特殊召喚する効果も活用できます。
《黒薔薇と荊棘の魔女》の①の効果
S召喚した場合に、デッキ・EXデッキからそれぞれ1体まで植物族モンスターを墓地へ送れる効果です。
ただし、発動後はターン終了時まで、EXデッキからSモンスターしか特殊召喚できなくなります。
《黒薔薇と荊棘の魔女》の②の効果
自分フィールドの植物族モンスターに、効果では破壊されない耐性を与える永続効果です。
《黒薔薇と荊棘の魔女》自身も植物族なので、自身にも効果破壊耐性が適用されます。
《黒薔薇と荊棘の魔女》の③の効果
自身が墓地に存在する状態で、フィールドのカードが効果で破壊された場合に、自身を特殊召喚できる効果です。
自分・相手のどちらのカードが効果で破壊された場合でも発動条件を満たせるため、墓地へ送られた後も再びフィールドに展開できます。
黒薔薇と荊棘の魔女の強み
①でデッキとEXデッキから植物族を墓地へ送れる
《黒薔薇と荊棘の魔女》の大きな強みは、S召喚した場合にデッキ・EXデッキからそれぞれ1体まで植物族モンスターを墓地へ送れる①です。
一度に最大2体の植物族を墓地へ用意できるため、墓地で効果を発動できるモンスターと組み合わせることで、その後の展開につなげられます。
「ローズ・ドラゴン」デッキでは、デッキから《バイオレンス・ウィッチ》を墓地へ送り、その効果から後続の植物族を展開できます。
また、EXデッキからは《ガーデン・ローズ・メイデン》や《黒薔薇の破滅竜》などを墓地へ送れます。
《ガーデン・ローズ・メイデン》は墓地から除外することで、墓地の「ローズ・ドラゴン」モンスターまたはドラゴン族Sモンスターを特殊召喚できるため、①で墓地へ送っておけばその後の展開に活用できます。
②で植物族を効果破壊から守れる
②では、自分フィールドの植物族モンスターすべてに効果破壊耐性を与えられます。
《黒薔薇と荊棘の魔女》自身も植物族なので、フィールドに存在している間は自身も効果では破壊されません。
特に「ローズ・ドラゴン」デッキでは、《ブラック・ローズ・ドラゴン》との組み合わせが強力です。
《ブラック・ローズ・ドラゴン》はS召喚した場合にフィールドのカードをすべて破壊できますが、《黒薔薇と荊棘の魔女》が存在していれば、自分フィールドの植物族は②によって破壊されません。
そのため、植物族をフィールドに残しながら、それ以外のカードをまとめて破壊するといった使い方ができます。
③で墓地から自身を特殊召喚できる
《黒薔薇と荊棘の魔女》はフィールドから墓地へ送られた後も、③によって再び展開に参加できます。
自身が墓地に存在する状態でフィールドのカードが効果で破壊されれば、自身を墓地から特殊召喚することが可能です。
相手によってカードを破壊された場合だけでなく、自分の効果でカードを破壊した場合にも発動できるため、《ブラック・ローズ・ドラゴン》などの破壊効果を発動条件として利用できます。
③で特殊召喚した場合は①を発動できませんが、フィールドに戻れば②によって植物族に効果破壊耐性を与えられます。
さらに、特殊召喚した《黒薔薇と荊棘の魔女》を再びS素材として利用することもできるため、墓地へ送られた後まで活用しやすいのが魅力です。
黒薔薇と荊棘の魔女の使い方
「ローズ・ドラゴン」デッキの展開途中でS召喚する
《黒薔薇と荊棘の魔女》はレベル6なので、「ローズ・ドラゴン」デッキでは《夜薔薇の黒騎士》などを利用してS召喚を狙います。
《夜薔薇の黒騎士》はレベル3のチューナーで、特殊召喚した場合に墓地からレベル4以下の植物族モンスターを特殊召喚できます。
さらに、自分フィールドの他の植物族モンスターのレベルを1つ上げるか下げられるため、蘇生した植物族のレベルを調整することで、《黒薔薇と荊棘の魔女》のS召喚につなげることが可能です。
たとえば、墓地のレベル4《バイオレンス・ウィッチ》を《夜薔薇の黒騎士》で特殊召喚し、レベルを3に下げれば、レベル3の《夜薔薇の黒騎士》と合わせてレベル6のS召喚を狙えます。
①で墓地を増やしてさらなるS召喚につなげる
《黒薔薇と荊棘の魔女》をS召喚した後は、①で植物族を墓地へ送り、そのまま次のS召喚へつなげていきます。
特に使いやすいのが、デッキから《グローアップ・バルブ》、EXデッキから《ガーデン・ローズ・メイデン》を墓地へ送る組み合わせです。
《グローアップ・バルブ》は墓地から自身を特殊召喚できるレベル1チューナーなので、《黒薔薇と荊棘の魔女》と合わせれば、そのままレベル7のS召喚を狙えます。
一方、《ガーデン・ローズ・メイデン》は墓地から除外することで、墓地の「ローズ・ドラゴン」モンスターまたはドラゴン族Sモンスターを特殊召喚できます。
①で墓地へ送った植物族をその場で展開に利用するだけでなく、EXデッキから墓地へ送った植物族も後続として活用できるため、《黒薔薇と荊棘の魔女》を中継して盤面を広げていくのが基本的な使い方です。
墓地へ送った後は③による特殊召喚を狙う
展開に利用した《黒薔薇と荊棘の魔女》は、そのままフィールドに残すだけでなく、さらなるS召喚の素材として墓地へ送る使い方もできます。
墓地へ送った後にフィールドのカードが効果で破壊されれば、③によって《黒薔薇と荊棘の魔女》を再び特殊召喚できます。
「ローズ・ドラゴン」デッキでは、《ブラック・ローズ・ドラゴン》をはじめ、カードを効果で破壊する機会を作りやすいため、③の発動も狙いやすくなっています。
そのため、
- S召喚して①で墓地を整える
- 次のS召喚の素材として利用する
- 効果破壊をきっかけに③で墓地から特殊召喚する
といった流れで繰り返し展開に参加させることで、《黒薔薇と荊棘の魔女》の効果を活かしやすくなります。
「ローズ・ドラゴン」デッキの詳しい解説はこちらをチェック
▶ 【ローズ・ドラゴン】デッキレシピ・展開ルート・相性の良いカード紹介【遊戯王】
黒薔薇と荊棘の魔女と相性のいいカード
バイオレンス・ウィッチ
《バイオレンス・ウィッチ》は、墓地へ送られた場合、フィールドにSモンスターが存在していれば、手札1枚を捨てることで、デッキから守備力1500以下の植物族モンスター1体を特殊召喚できるモンスターです。
《黒薔薇と荊棘の魔女》の①でデッキから《バイオレンス・ウィッチ》を墓地へ送れば、《黒薔薇と荊棘の魔女》自身がSモンスターとしてフィールドに存在しているため、そのまま《バイオレンス・ウィッチ》の②の発動条件を満たせます。
「ローズ・ドラゴン」デッキでは、《バイオレンス・ウィッチ》の②から《夜薔薇の黒騎士》を特殊召喚することで、その後のS召喚につなげることが可能です。
また、②を発動した後は、ターン終了時までEXデッキからSモンスターしか特殊召喚できませんが、《黒薔薇と荊棘の魔女》の①にも同様の制約があります。
そのため、どちらの効果もS召喚を中心に展開を伸ばしていく「ローズ・ドラゴン」デッキでは組み合わせやすく、《黒薔薇と荊棘の魔女》の①で墓地へ送る有力な候補となります。
《バイオレンス・ウィッチ》についてのもっと詳しい解説はこちらをご覧ください。
▶︎ 《バイオレンス・ウィッチ》を徹底解説!効果・使い方・相性の良いカードまで紹介【遊戯王】
夜薔薇の黒騎士
《夜薔薇の黒騎士》は、召喚・特殊召喚した場合に、墓地から《ブラック・ローズ・ドラゴン》またはレベル4以下の植物族モンスター1体を特殊召喚できるレベル3チューナーです。
《黒薔薇と荊棘の魔女》の①で《バイオレンス・ウィッチ》を墓地へ送れば、その②からデッキの《夜薔薇の黒騎士》を特殊召喚できます。
さらに、《夜薔薇の黒騎士》の①で墓地の《バイオレンス・ウィッチ》を特殊召喚すれば、レベル3のチューナーとレベル4の非チューナーがフィールドに揃います。
そのまま2体を素材にレベル7の《黒薔薇の破滅竜》などをS召喚できるため、《黒薔薇と荊棘の魔女》の①からさらにS召喚を伸ばすための展開要員として活用できます。
また、③では自分フィールドの他の植物族モンスター1体のレベルを1つ上げるか下げられるため、狙いたいSモンスターに合わせてレベルを調整できるのも魅力です。
ガーデン・ローズ・メイデン
《ガーデン・ローズ・メイデン》は、墓地の自身を除外することで、墓地の「ローズ・ドラゴン」モンスターまたはドラゴン族Sモンスター1体を特殊召喚できる植物族Sモンスターです。
植物族なので、《黒薔薇と荊棘の魔女》の①でEXデッキから直接墓地へ送ることができます。
通常は一度《ガーデン・ローズ・メイデン》をS召喚した後に墓地へ送る必要がありますが、《黒薔薇と荊棘の魔女》をS召喚すれば、その①だけで《ガーデン・ローズ・メイデン》を墓地へ用意し、そのまま《ガーデン・ローズ・メイデン》の②を発動できる状態になるのが大きなメリットです。
②では、墓地の《黒薔薇の破滅竜》などを特殊召喚し、再びフィールドで活用できます。
ただし、《ガーデン・ローズ・メイデン》の②でSモンスターを墓地から特殊召喚する場合は、そのモンスターが一度正規の手順でS召喚されている必要があります。
《黒薔薇と荊棘の魔女》の①でEXデッキから直接墓地へ送ったSモンスターは特殊召喚できないため、《ガーデン・ローズ・メイデン》自身とは扱いが異なる点に注意しましょう。
《黒薔薇と荊棘の魔女》の①で《ガーデン・ローズ・メイデン》をEXデッキから直接墓地へ送り、その墓地効果からさらなる展開につなげられるため、①で墓地へ送る有力な候補となります。
《ガーデン・ローズ・メイデン》についてのもっと詳しい解説はこちらをご覧ください。
▶︎ 《ガーデン・ローズ・メイデン》を徹底解説!効果・使い方・相性の良いカードまで紹介【遊戯王】
グローアップ・バルブ
《グローアップ・バルブ》は、「ローズ・ドラゴン」カードではありませんが、《黒薔薇と荊棘の魔女》の①と相性のいい植物族チューナーです。
墓地から自身を特殊召喚できるため、①でデッキから直接墓地へ送ることで、そのまま展開要員として利用できます。
レベル1のチューナーなので、レベル6の《黒薔薇と荊棘の魔女》と並べれば、レベル7のS召喚につなげることも可能です。
「ローズ・ドラゴン」以外のデッキで《黒薔薇と荊棘の魔女》を採用する場合でも、①から展開を伸ばせる植物族チューナーとして組み合わせやすいカードです。
黒薔薇と荊棘の魔女を使うときの注意点
①の発動後はSモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない
《黒薔薇と荊棘の魔女》の①を発動すると、そのターンはEXデッキからSモンスターしか特殊召喚できなくなります。
そのため、融合・X・Lモンスターを展開に利用したい場合は、①を発動するタイミングに注意が必要です。
たとえば、「ローズ・ドラゴン」デッキで《クロスローズ・ドラゴン》などのLモンスターを利用する場合、①を先に発動すると、そのターンはEXデッキからL召喚できなくなります。
①を使う前に必要なL召喚などを済ませておくか、その後の展開をS召喚だけで行える状態にしてから発動しましょう。
②で防げるのは植物族への効果破壊のみ
②によって自分フィールドの植物族モンスターを守れますが、耐性を得られるのは効果による破壊に限られます。
戦闘破壊はもちろん、除外・バウンス・リリースなどによる除去を防ぐことはできません。
また、②が適用されるのは植物族のみなので、「ローズ・ドラゴン」デッキで使用する《ブラック・ローズ・ドラゴン》などのドラゴン族モンスターには効果破壊耐性を与えられない点にも注意しましょう。
③で特殊召喚しても①は発動できない
③によって墓地から《黒薔薇と荊棘の魔女》を特殊召喚しても、①を発動することはできません。
①の発動条件は「このカードがS召喚した場合」なので、③による墓地からの特殊召喚では条件を満たさないためです。
③でフィールドに戻した後は、②によって植物族を効果破壊から守ったり、再びS素材として利用したりするのが基本となります。
《ブラッド・ローズ・ドラゴン》をS召喚する場合は③を発動できないことがある
墓地の《黒薔薇と荊棘の魔女》を③で特殊召喚したい場合は、《ブラッド・ローズ・ドラゴン》との組み合わせにも注意が必要です。
《ブラッド・ローズ・ドラゴン》をS召喚した場合、墓地のカードをすべて除外する効果を発動できます。
この効果で墓地の《黒薔薇と荊棘の魔女》が除外されると、その後フィールドのカードが効果で破壊されても、墓地に存在していないため③を発動できません。
「ローズ・ドラゴン」デッキではどちらも展開に組み込みやすいSモンスターなので、《黒薔薇と荊棘の魔女》を③で再利用したい場合は、墓地を除外するタイミングまで考えて展開しましょう。
まとめ
《黒薔薇と荊棘の魔女》は、植物族を墓地へ送りながらその後のS召喚につなげられる、「ローズ・ドラゴン」デッキの展開を支えるレベル6Sモンスターです。
S素材にテーマや種族などの指定がないため、「ローズ・ドラゴン」以外でも、植物族とS召喚を組み合わせるデッキであれば活用できます。
《黒薔薇と荊棘の魔女》の主な特徴をまとめると、
- ①でデッキ・EXデッキからそれぞれ1体まで植物族を墓地へ送れる
- 墓地で活用できる植物族を用意し、その後の展開につなげられる
- ②で自分フィールドの植物族に効果破壊耐性を与えられる
- 《ブラック・ローズ・ドラゴン》の全体破壊と組み合わせやすい
- フィールドのカードが効果で破壊されれば、③で墓地から自身を特殊召喚できる
といった点が挙げられます。
特に「ローズ・ドラゴン」デッキでは、①による墓地肥やしをその後のS召喚につなげられるだけでなく、②と③もテーマ内の破壊効果と組み合わせやすいのが魅力です。
一方で、①を発動した後はターン終了時までEXデッキからSモンスターしか特殊召喚できないため、融合・X・Lモンスターも利用する場合は展開する順番に注意が必要です。
「ローズ・ドラゴン」デッキで墓地を活用しながらS召喚を伸ばしたい場合は、《黒薔薇と荊棘の魔女》を展開の中継役として活用してみてください。


