剣闘獣の特徴
剣闘獣モンスターの効果で特殊召喚されると効果発動
「剣闘獣」モンスターは、「剣闘獣」モンスターの効果で特殊召喚されると効果を発動することができます。
昔は、「剣闘獣」モンスターが戦闘を行ったダメージステップ終了時に、その「剣闘獣」モンスターをデッキに戻すことで別の「剣闘獣」モンスターをデッキから特殊召喚して「剣闘獣」モンスターの効果を発動させてましたが、今では戦闘をすることなく「剣闘獣」モンスターの効果を発動できるようになったので、先攻展開が行えるようになりました。
また、「剣闘獣」は主に融合召喚をして戦うのですが、「融合」カードを使った融合召喚ではなく、融合素材のモンスターをデッキに戻すことで融合召喚を行うのも特徴です。
デッキレシピ
剣闘獣カード紹介
剣闘獣ギステル
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
https://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/card_search.action?ope=2&cid=20756
①:手札のこのカードと手札の「剣闘獣」モンスター1体を相手に見せて発動できる。その2体を特殊召喚する。
②:このカードが「剣闘獣」モンスターの効果で特殊召喚した場合に発動できる。デッキから「グラディアル」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
③:このカードが戦闘を行ったバトルフェイズ終了時、このカードをデッキに戻して発動できる。デッキから「剣闘獣ギステル」以外の「剣闘獣」モンスター1体を特殊召喚する。
手札から、このカードともう1体「剣闘獣」モンスターを見せることで、その2体を特殊召喚することができます。
この効果で特殊召喚したモンスターは「剣闘獣」モンスターの効果での特殊召喚扱いとなるので、両方の「剣闘獣」モンスターの効果を使うことが可能です。
《剣闘獣ギステル》が「剣闘獣」モンスターの効果で特殊召喚すると、デッキから「グラディアル」魔法・罠カード1枚を手札に加えることができるので、「剣闘獣」モンスターを墓地から蘇生させることができる《再起する剣闘獣》や、モンスター効果の発動を無効にできるカウンター罠の《剣闘獣の戦車》など、幅広い種類の効果から選ぶことができ、汎用性の高い効果となっています。
「剣闘獣」デッキの初動となるカードで、このカードともう1体「剣闘獣」モンスターが初手にあれば、かなり展開しやすくなります。
剣闘獣総監エーディトル
レベル5以上の「剣闘獣」モンスター×2
https://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/card_search.action?ope=2&cid=13152&request_locale=ja
自分フィールドの上記カードをデッキに戻した場合のみ、EXデッキから特殊召喚できる(「融合」は必要としない)。このカードは融合素材にできない。①:1ターンに1度、発動できる。EXデッキから「剣闘獣総監エーディトル」以外の「剣闘獣」融合モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。②:自分の「剣闘獣」モンスターが戦闘を行ったバトルフェイズ終了時にそのモンスター1体を持ち主のデッキ・EXデッキに戻して発動できる。デッキから「剣闘獣」モンスター1体を特殊召喚する。
《剣闘獣総監エーディトル》は、自分フィールドのレベル5以上の「剣闘獣」モンスター2体をデッキに戻した場合にのみ、EXデッキから特殊召喚することができるモンスターです。
この後紹介しますが、《剣闘獣ギステル》と《剣闘獣アトリクス》or《剣闘獣ノクシウス》が手札にあれば《剣闘獣総監エーディトル》を特殊召喚することができるので、召喚するのはさほど難しくありません。
1ターンに1度、EXデッキから《剣闘獣総監エーディトル》以外の「剣闘獣」融合モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚することができる効果を持っており、手札を1枚捨てる事で、魔法・罠カードの発動を無効にし破壊することができる《剣闘獣ヘラクレイノス》や、相手モンスターの効果の発動を無効にし破壊することができる《剣闘獣ドミティアノス》などの妨害効果を持った「剣闘獣」融合モンスターをフィールドに出すことができます。
剣闘獣ヘラクレイノス
「剣闘獣ラクエル」+「剣闘獣」と名のついたモンスター×2
https://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/card_search.action?ope=2&cid=7303&request_locale=ja
自分フィールド上の上記のカードをデッキに戻した場合のみ、エクストラデッキから特殊召喚できる(「融合」魔法カードは必要としない)。このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、手札を1枚捨てる事で、魔法・罠カードの発動を無効にし破壊する。
普通の召喚方法で出すのは大変なので、《剣闘獣総監エーディトル》の効果で出すようにしましょう。
手札を1枚捨てる事で、魔法・罠カードの発動を無効にし破壊することができ、1ターンに1度ではないので、手札コストがある限り何度でも発動することが可能です。
このカードでは相手モンスターの効果までは止めることはできませんが、《剣闘獣ドミティアノス》や《剣闘獣の戦車》を使うことでそちらもカバーすることができます。
基本展開
手札の《剣闘獣ギステル》の①の効果で、手札のこのカードと《剣闘獣アトリクス》or《剣闘獣ノクシウス》を特殊召喚する
「剣闘獣」モンスターの効果で特殊召喚した《剣闘獣ギステル》と《剣闘獣アトリクス》or《剣闘獣ノクシウス》の効果を、それぞれ好きなようにチェーンを組む
《剣闘獣ギステル》の効果で、デッキから《再起する剣闘獣》をサーチする
《剣闘獣アトリクス》を特殊召喚した場合
《剣闘獣アトリクス》の効果で、デッキからレベル5以上の「剣闘獣」モンスター(獣族・獣戦士族以外)を墓地へ送り、そのモンスターと同じレベル、同名カードとして扱う
《剣闘獣ノクシウス》を特殊召喚した場合
《剣闘獣ノクシウス》の効果で、デッキからレベル5以上の「剣闘獣」モンスター(獣族・獣戦士族以外)を墓地へ送る
手札から《再起する剣闘獣》を発動し、《剣闘獣アトリクス》《剣闘獣ノクシウス》の効果で墓地へ送ったレベル5以上の「剣闘獣」モンスターを特殊召喚する
《剣闘獣アトリクス》or《剣闘獣ノクシウス》と特殊召喚したレベル5以上の「剣闘獣」モンスターをデッキに戻し、《剣闘獣総監エーディトル》を融合召喚
《剣闘獣総監エーディトル》の①の効果で、EXデッキから《剣闘獣ドミティアノス》を召喚条件を無視して特殊召喚する
《剣闘獣総監エーディトル》と《剣闘獣ギステル》を素材に、《スレイブパンサー》をリンク召喚
リンク召喚した《スレイブパンサー》の効果で、デッキから《再起する剣闘獣》をサーチする
手札から《再起する剣闘獣》を発動し、墓地の《剣闘獣総監エーディトル》を特殊召喚する
《剣闘獣総監エーディトル》の①の効果で、EXデッキから《剣闘獣ヘラクレイノス》を召喚条件を無視して特殊召喚する
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剣闘獣と相性の良いカード
レスキューキャット
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:フィールドのこのカードを墓地へ送って発動できる。デッキからレベル3以下の獣族モンスター2体を特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、エンドフェイズに破壊される。
https://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/card_search.action?ope=2&cid=6262&request_locale=ja
《レスキューキャット》は、フィールドのこのカードを墓地へ送ることで、デッキからレベル3以下の獣族モンスター2体を特殊召喚することができる効果を持っています。
《剣闘獣ギステル》や《スレイブタイガー》がレベル3以下の獣族モンスターなので、それらのモンスターを2体並べることで、《剣闘獣ダレイオス》や《スレイブパンサー》へリンク召喚することができます。
《剣闘獣ダレイオス》はリンク召喚した場合に、手札・墓地のレベル4以下の「剣闘獣」モンスターを特殊召喚することができるので、素材として墓地へ送った《剣闘獣ギステル》を特殊召喚すれば、「剣闘獣」モンスターの効果で特殊召喚されたので、《剣闘獣ギステル》の効果を発動させることが可能です。
《スレイブパンサー》をリンク召喚した場合は、デッキから「剣闘獣」カード1枚をサーチできるので、《剣闘獣の闘技場-フラヴィス》や《再起する剣闘獣》を持ってくれば、そこからさらに展開していくことができます。
王神鳥シムルグ
鳥獣族モンスターを含むモンスター2体以上
https://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/card_search.action?ope=2&cid=14935&request_locale=ja
このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。このカードはリンク素材にできない。①:このカード及びこのカードのリンク先の鳥獣族モンスターは相手の効果の対象にならない。②:このカードが戦闘で破壊される場合、代わりに自分フィールドの「シムルグ」カード1枚を破壊できる。③:自分・相手のエンドフェイズに発動できる。使用していない自分・相手の魔法&罠ゾーンの数以下のレベルを持つ、鳥獣族モンスター1体を手札・デッキから特殊召喚する。
《王神鳥シムルグ》は、鳥獣族モンスターを含むモンスター2体以上でリンク召喚することができます。
自分・相手のエンドフェイズに、使用していない自分・相手の魔法&罠ゾーンの数以下のレベルを持つ、鳥獣族モンスター1体を手札・デッキから特殊召喚できる効果を持っており、使用していない魔法&罠ゾーンが7箇所以上あれば、手札・デッキから《霞の谷の巨神鳥》を特殊召喚することが可能です。
《霞の谷の巨神鳥》は、魔法・罠・モンスターの効果が発動した時に、自分フィールドの「ミスト・バレー」カード1枚を持ち主の手札に戻すことで、その発動を無効にし破壊することができます。
もちろん自分自身もコストにすることができるため、他に「ミスト・バレー」カードを採用する必要がなく、デッキを圧迫することがありません。
手札に戻した後は、次のターン、再び《王神鳥シムルグ》の効果で特殊召喚したり、《剣闘獣ヘラクレイノス》のコストなどに使ったりすることができます。
予想GUY
①:自分フィールドにモンスターが存在しない場合に発動できる。デッキからレベル4以下の通常モンスター1体を特殊召喚する。
https://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/card_search.action?ope=2&cid=11740&request_locale=ja
《予想GUY》は、自分フィールドにモンスターが存在しない場合に、デッキからレベル4以下の通常モンスター1体を特殊召喚することができる効果を持っています。
《剣闘獣アンダル》が通常モンスターなので、このカードの効果でデッキから特殊召喚することが可能です。
デッキから特殊召喚された「剣闘獣」モンスターがいると、《スレイブベアー》を手札から特殊召喚できるようになり、《スレイブベアー》の②の効果で《剣闘獣アンダル》をデッキに戻すことで、デッキから2体まで「剣闘獣」モンスターを特殊召喚することができるようになります。
もちろん「剣闘獣」モンスターの効果による特殊召喚扱いになるので、特殊召喚した「剣闘獣」モンスターの効果を発動させることができます。
もっと知りたい方はこちら
こちらで他にも相性の良いカードを紹介しているので、もっと知りたい方はこちらへ
まとめ
「剣闘獣」モンスターの効果で特殊召喚することで発動できる効果を使いながら展開していくのが「剣闘獣」デッキの特徴です。
融合モンスターもとても強力で、相手モンスター効果の発動を無効にしたり、魔法・罠カードの発動を無効にしたりと、制圧力が高いモンスターが多く存在します。
興味のある方はぜひデッキを組んで遊んでみてください。