「《ウィッチクラフトマスター・ヴェール》の強みは何?」「どのように使えばいいの?」「相性のいいカードは?」と悩んでいませんか。
《ウィッチクラフトマスター・ヴェール》は、相手モンスターの効果をまとめて無効にしながら、魔法使い族の戦闘まで支えられる優秀なモンスターです。しかし、効果を活かすには、手札に魔法カードを残す判断や、発動するタイミングを理解しておく必要があります。
たとえば、下級ウィッチクラフトモンスターの効果で特殊召喚できても、手札の魔法カードを使い切ってしまうと、相手ターンの妨害につなげられません。
この記事では、《ウィッチクラフトマスター・ヴェール》の効果や強み、デッキでの使い方、相性のいいカード、注意点まで分かりやすく解説します。最後まで読めば、ヴェールをただ出すだけでなく、手札を管理しながら効果的に使えるようになるでしょう。
ウィッチクラフトマスター・ヴェールとは?効果と基本情報を解説
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
https://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/card_search.action?ope=2&cid=14409&request_locale=ja
①:自分の魔法使い族モンスターが相手モンスターと戦闘を行う自分・相手ターンのダメージ計算時に発動できる。カード名が異なる手札の魔法カードを任意の数だけ相手に見せ、その自分のモンスターの攻撃力・守備力をターン終了時まで、見せた数×1000アップする。
②:自分・相手ターンに、手札から魔法カード1枚を捨てて発動できる。相手フィールドの全ての表側表示モンスターの効果はターン終了時まで無効化される。
《ウィッチクラフトマスター・ヴェール》は、ウィッチクラフトデッキの妨害と戦闘を支える上級モンスターです。
手札の魔法カードを活用する2つの効果を持っており、相手モンスターの効果を無効にしながら、戦闘では自分の魔法使い族モンスターを大幅に強化できます。
ウィッチクラフトデッキでは、下級ウィッチクラフトモンスターの効果を使い、デッキから特殊召喚するのが基本です。手札から通常召喚するには重いため、無理に手札へ加えるのではなく、必要な場面でデッキから呼び出せるように準備しておきましょう。
主な役割は次の2つです。
- 相手フィールドの表側表示モンスターの効果を無効にする
- 手札の魔法カードを見せて戦闘を有利にする
先攻では相手の展開を妨害するモンスターとして、後攻では相手モンスターの効果を止めながら戦闘を補助するカードとして活躍します。
ウィッチクラフトマスター・ヴェールの①の効果
自分の魔法使い族モンスターが戦闘を行うダメージ計算時に、カード名が異なる手札の魔法カードを見せ、見せた数に応じて攻撃力・守備力を上げる効果です。
ヴェール自身だけでなく、ほかの魔法使い族モンスターの戦闘も補助できます。
ウィッチクラフトマスター・ヴェールの②の効果
自分・相手ターンに手札の魔法カード1枚を捨て、相手フィールドの表側表示モンスターすべての効果をターン終了時まで無効にします。
相手がモンスター効果を使って展開しようとした場面で発動すれば、その動きを止めやすくなります。
《ウィッチクラフトマスター・ヴェール》は、手札の魔法カードを確保できているほど性能を発揮しやすいモンスターです。ウィッチクラフト魔法の回収効果も活用しながら、そのまま効果を使うか、それとも②の効果のコストとして使用するか考えて運用しましょう。
ウィッチクラフトマスター・ヴェールの強み
《ウィッチクラフトマスター・ヴェール》の強みは、相手ターンの妨害と戦闘補助を1枚でこなせる点です。
ウィッチクラフトデッキは手札の魔法カードを活用しながら戦うため、ヴェールの効果を無理なく使いやすく、相手の動きを止めながら自分のモンスターを守れます。
相手の表側表示モンスターをまとめて無効にできる
ヴェールの②の効果は、手札の魔法カード1枚を捨てることで、相手フィールドの表側表示モンスターすべての効果をターン終了時まで無効にできます。
1体だけでなく、発動時に表側表示で存在しているモンスターをまとめて無効にできる点が大きな魅力です。
たとえば、相手が複数のモンスターを並べ、それぞれの効果を使って盤面を完成させようとしている場面でも、ヴェールの効果を発動すれば一度に機能を止められます。
対象を選んで発動する効果ではないため、効果の対象にならないモンスターにも対応しやすいのが特徴です。どのモンスターを止めるべきか迷う状況でも、まとめて無効にできるため、初心者でも扱いやすいでしょう。
自分・相手ターンのどちらでも妨害できる
②の効果は、相手ターンだけでなく自分のターンにも発動できます。
先攻ではヴェールを立てて相手の展開を妨害し、後攻では相手の妨害効果を無効にしてから攻めるといった使い分けが可能です。
実際に使っていると、相手ターンの妨害役という印象が強くなりがちですが、自分のターンに相手の制圧モンスターをまとめて無効にできる点も見逃せません。
相手フィールドに、こちらの展開を妨げるモンスターが複数並んでいる場合でも、先にヴェールの効果を通せれば動きやすくなります。
魔法使い族モンスターの攻撃力・守備力を大きく上げられる
①の効果では、カード名が異なる手札の魔法カードを見せた数だけ、戦闘を行う自分の魔法使い族モンスターの攻撃力・守備力を1000ずつ上げられます。
手札にカード名が異なる魔法カードが3枚あれば、攻撃力・守備力を3000も上げられるため、元々の攻撃力が低いモンスターでも高打点の相手を突破できます。
この効果はヴェール自身だけでなく、自分フィールドの魔法使い族モンスター全般に使用可能です。
たとえば、《ウィッチクラフト・シュミッタ》のような下級モンスターが相手の大型モンスターに攻撃された場合でも、手札の魔法カードを見せることで返り討ちを狙えます。
相手からすると、ウィッチクラフト魔法カードが回収効果で手札に加わったことを確認していれば、安易に戦闘を仕掛けづらくなるでしょう。
手札の魔法カードを減らさずに戦闘を補助できる
①の効果で使用する魔法カードは、墓地へ送ったり捨てたりするのではなく、相手に見せるだけです。
そのため、効果を使った後も手札に残り、その後に魔法カードとして普通に使用できます。戦闘を補助するためにカードを消費しない点は、長期戦になりやすいウィッチクラフトデッキと相性がよい部分です。
一方、②の効果では魔法カードを1枚捨てますが、ウィッチクラフト魔法の多くは、条件を満たせば墓地から手札に戻せます。
手札コストとして使った魔法カードを後から回収しやすく、見た目ほど大きな損失になりにくいのも強みです。
攻守の両方で相手に圧力をかけられる
ヴェールがフィールドに存在するだけで、相手はモンスター効果をまとめて無効にされる可能性と、戦闘で攻撃力・守備力を大きく上げられる可能性の両方を警戒する必要があります。
モンスター効果で突破しようとすれば②で無効にされ、戦闘で倒そうとすれば①で返り討ちにされる可能性があるため、相手にとっては処理しづらいモンスターです。
特に手札に複数種類のウィッチクラフト魔法がある状態では、妨害と戦闘補助のどちらも構えられます。
《ウィッチクラフトマスター・ヴェール》は、単純な攻撃力だけで勝負するモンスターではありません。手札の魔法カードを保ちながら、相手の行動に合わせて2つの効果を使い分けることで、本来の強さを発揮できるウィッチクラフトデッキの重要なエースです。
ウィッチクラフトマスター・ヴェールの使い方
《ウィッチクラフトマスター・ヴェール》は、ウィッチクラフトデッキの妨害役として使うのが基本です。
手札から通常召喚するには重いため、下級ウィッチクラフトの効果を使ってデッキから特殊召喚し、相手ターンに②の効果を構える流れを目指しましょう。
また、戦闘では①の効果によって魔法使い族モンスターを大きく強化できます。相手の動きを止めるだけでなく、盤面を維持しながら攻めるためにも重要なカードです。
下級ウィッチクラフトの効果でデッキから特殊召喚する
ヴェールはレベル8のモンスターなので、手札からアドバンス召喚するよりも、下級ウィッチクラフトの効果で特殊召喚するのがおすすめです。
下級ウィッチクラフトは、自身をリリースし、手札から魔法カード1枚を捨てることで、デッキから別のウィッチクラフトモンスターを特殊召喚できます。
基本的な流れは次のとおりです。
- 下級ウィッチクラフトを通常召喚する
- 下級ウィッチクラフトの効果を発動する
- 手札の魔法カードを捨てる
- デッキからヴェールを特殊召喚する
手札の魔法カードを使うため、一見すると消費が大きく見えます。しかし、ウィッチクラフト魔法は墓地から手札へ戻せるものが多く、次のターン以降に再利用しやすいのが特徴です。
そのため、展開に使った魔法カードを無駄にしにくく、ヴェールを立てながら次の動きも準備できます。
先攻では②の効果を使える状態で相手ターンを迎える
先攻では、ヴェールを特殊召喚し、手札に魔法カードを1枚以上残した状態でターンを終えるのが理想です。
ヴェールがフィールドにいても、手札に魔法カードがなければ②の効果を発動できません。展開のために魔法カードを使い切らず、妨害用の1枚を残しておきましょう。
たとえば、手札にウィッチクラフト魔法が2枚ある場合は、1枚を下級ウィッチクラフトの効果に使い、もう1枚をヴェールの妨害用として残します。
相手が重要なモンスター効果を発動した場面で②の効果を使えば、相手フィールドの表側表示モンスターをまとめて無効にできます。
相手がモンスターを出した直後に発動するのではなく、複数の表側表示モンスターが並んだ場面や、展開の中心となる効果が発動した場面まで待つと、より大きな妨害につながります。
後攻では相手の妨害を止めて展開につなげる
ヴェールの②の効果は、自分のターンにも使用できます。
後攻では、相手フィールドの妨害効果を持つモンスターをまとめて無効にし、その後の展開や攻撃を通しやすくする使い方が有効です。
相手フィールドに複数の表側表示モンスターが並んでいる場合でも、②の効果を通せれば、そのターン中は相手モンスターの効果を気にせず動きやすくなります。
ただし、ヴェール自身を出す前に、下級ウィッチクラフトの効果を止められる可能性があります。後攻では、相手の妨害枚数を確認しながら、どのカードから動くかを考えることが大切です。
無理にヴェールだけを出そうとするのではなく、ほかのウィッチクラフトカードで相手の妨害を使わせてから展開する方法もあります。
①の効果で戦闘を有利に進める
ヴェールの①の効果は、ヴェール自身だけでなく、自分の魔法使い族モンスターが戦闘を行う場合にも使えます。
手札にカード名が異なる魔法カードが複数あれば、その枚数に応じて攻撃力・守備力を大きく上げられます。
たとえば、手札にカード名が異なる魔法カードが2枚ある状態なら、戦闘を行う魔法使い族モンスターの攻撃力・守備力を2000アップできます。
相手の大型モンスターを突破したい場面はもちろん、攻撃された下級ウィッチクラフトを守りたい場面でも役立ちます。
ただし、①の効果で相手に見せた魔法カードは公開情報になります。その後に使えるカードを相手に知られるため、見せる枚数は必要最低限にするとよいでしょう。
相手モンスターを倒せる数値まで上げられるなら、手札の魔法カードをすべて見せる必要はありません。
手札の魔法カードを使い切らないように管理する
ヴェールを使ううえで重要なのが、手札の魔法カードの管理です。
①の効果では魔法カードを見せ、②の効果では魔法カードを捨てます。さらに、下級ウィッチクラフトの展開にも魔法カードが必要です。
そのため、手札にある魔法カードを何に使うのか、あらかじめ考えておく必要があります。
優先順位の一例は次のとおりです。
- 下級ウィッチクラフトを展開するための魔法カード
- ヴェールの②の効果に使う魔法カード
- ①の効果で見せるために手札へ残す魔法カード
- 本来の効果を発動したい魔法カード
実際に使っていると、展開を優先しすぎて手札の魔法カードがなくなり、ヴェールの妨害を使えない場面が起こりやすいです。
ヴェールを特殊召喚できたからと安心するのではなく、相手ターンに②の効果を使えるかまで確認してから展開を終えましょう。
《ウィッチクラフトマスター・ヴェール》は、ただフィールドに出すだけでは十分な力を発揮できません。手札の魔法カードを残し、相手の動きに合わせて①と②を使い分けることで、ウィッチクラフトデッキの妨害と戦闘を安定して支えられます。
「ウィッチクラフト」デッキの詳しい解説はこちらをチェック
▶ 【ウィッチクラフト】デッキレシピ・展開ルート・相性の良いカード紹介【遊戯王】
ウィッチクラフトマスター・ヴェールと相性のいいカード
《ウィッチクラフトマスター・ヴェール》を活かすには、フィールドへ出す手段に加えて、効果に必要な魔法カードを確保できるカードを組み合わせることが大切です。
特にウィッチクラフトデッキでは、下級モンスターからヴェールを特殊召喚し、魔法カードを手札へ戻しながら妨害を続ける流れを目指します。
ウィッチクラフト・シュミッタ
《ウィッチクラフト・シュミッタ》は、ヴェールをデッキから特殊召喚できる下級ウィッチクラフトです。
自身をリリースし、手札から魔法カード1枚を捨てることで、デッキからシュミッタ以外のウィッチクラフトモンスターを特殊召喚できます。通常召喚しにくいヴェールを直接フィールドへ出せるため、基本的な展開役として使いやすいカードです。
さらに、墓地から自身を除外すると、デッキからウィッチクラフトカード1枚を墓地へ送れます。ヴェールを出した後も、魔法カードの回収準備や次の展開を支えられる点が優秀です。
ウィッチクラフト・クリエイション
《ウィッチクラフト・クリエイション》は、デッキからウィッチクラフトモンスターを手札に加えられる通常魔法です。
基本的には、シュミッタなどの下級ウィッチクラフトを手札に加え、そこからヴェールの特殊召喚につなげます。ヴェールを手札に引いてしまった場合でも、別の展開役を用意できるため、初動の安定に役立ちます。
墓地へ送られた後は、自分フィールドにウィッチクラフトモンスターがいれば、エンドフェイズに回収可能です。次の相手ターンには、回収したクリエイションをヴェールの②の効果に使う魔法カードとして残すこともできます。
ウィッチクラフト・サボタージュ
《ウィッチクラフト・サボタージュ》は、墓地のウィッチクラフトモンスターを特殊召喚できる魔法カードです。
相手にヴェールを破壊された場合でも、墓地から特殊召喚して妨害盤面を立て直せます。融合素材などとしてヴェールが墓地へ送られた場合にも、再びフィールドへ戻せるのが魅力です。
ヴェールを蘇生した後は、手札に別の魔法カードがあれば、すぐに②の無効効果を構えられます。使い切りになりにくく、長期戦でヴェールを繰り返し活用したい場合に相性のいい1枚です。
ウィッチクラフト・デモンストレーション
《ウィッチクラフト・デモンストレーション》は、手札のウィッチクラフトモンスターを特殊召喚できる速攻魔法です。
ヴェールを手札に引いてしまった場合でも、そのまま特殊召喚できるため、手札事故を軽減できます。
また、この効果で特殊召喚したターンは、自分の魔法使い族モンスターの効果発動に対して、相手は魔法・罠・モンスターの効果を発動できません。ヴェールの効果を安全に通しやすくなるため、相手の妨害を警戒しながら攻める後攻でも役立ちます。
ウィッチクラフト・ハイネ
《ウィッチクラフト・ハイネ》は、ヴェールと並べて妨害を増やせる上級ウィッチクラフトです。
ヴェールが相手の表側表示モンスターをまとめて無効にするのに対し、ハイネは手札から魔法カード1枚を捨てて、相手フィールドの表側表示カード1枚を破壊できます。
たとえば、相手モンスターの効果をヴェールで無効にし、その後に残った永続魔法や永続罠をハイネで破壊するといった使い分けが可能です。
さらに、ハイネが存在する間は、ほかの魔法使い族モンスターを相手が効果の対象にできません。ヴェールを対象を取る除去から守りやすくなり、2体を並べることで盤面の突破を難しくできます。
ウィッチクラフト・バイストリート
《ウィッチクラフト・バイストリート》は、ウィッチクラフトモンスターを戦闘・効果による破壊から守れる永続魔法です。
ヴェールは相手モンスターの効果を無効にできますが、自身を直接守る効果はありません。バイストリートを置いておけば、1ターンに1度だけ破壊を防げるため、相手ターンを生き残りやすくなります。
また、ウィッチクラフトモンスターが効果を発動するために手札からカードを捨てる場合、代わりにフィールドのバイストリートを墓地へ送ることも可能です。手札の魔法カードを残したままヴェールの②の効果を使えるため、次の戦闘や展開に備えやすくなります。
《ウィッチクラフトマスター・ヴェール》と相性のいいカードを選ぶときは、単に特殊召喚できるかだけでなく、効果に使う魔法カードを確保できるかも確認しましょう。
シュミッタやクリエイションで安定して展開し、サボタージュやバイストリートで盤面を維持できれば、ヴェールの妨害効果を繰り返し活かしやすくなります。
ウィッチクラフトマスター・ヴェールを使うときの注意点
《ウィッチクラフトマスター・ヴェール》は、相手モンスターの効果をまとめて無効にできる強力なカードですが、手札の魔法カードがなければ十分な性能を発揮できません。
フィールドに出すことだけを目標にするのではなく、効果を使うための手札や発動タイミングまで考えて運用しましょう。
手札の魔法カードを使い切ると効果を発動できない
ヴェールの②の効果を使うには、手札から魔法カード1枚を捨てる必要があります。
下級ウィッチクラフトの展開効果にも魔法カードを使うため、序盤に手札を消費しすぎると、ヴェールを出せても妨害を構えられない場合があります。
たとえば、手札に魔法カードが2枚しかない状態で、1枚を下級ウィッチクラフトの効果に使い、残りの1枚も自分のターンに発動してしまうと、相手ターンに②の効果を使えません。
ヴェールを特殊召喚した後は、次の相手ターンまで魔法カードを最低1枚残せるか確認しておきましょう。
②の効果で無効にできるのは表側表示モンスターだけ
②の効果で無効にできるのは、相手フィールドに存在する表側表示モンスターです。
そのため、次のようなカードや効果には直接対応できません。
- 裏側守備表示のモンスター
- 墓地や除外状態で発動するモンスター効果
- 手札から発動するモンスター効果
- 魔法・罠カードの効果
相手フィールドのモンスターをまとめて止められる一方で、あらゆる効果を無効にできるわけではありません。
ヴェールだけに妨害を任せるのではなく、《ウィッチクラフト・ハイネ》による除去や罠カードなども組み合わせ、対応できる範囲を広げましょう。
②の効果を早く使いすぎると後続を止めにくい
ヴェールの②の効果は、相手の表側表示モンスターが増えたタイミングで使うほど、多くのモンスターをまとめて無効にしやすくなります。
相手が最初のモンスターを出した直後に使ってしまうと、その後に特殊召喚されたモンスターの効果までは抑えられない場合があります。
一方で、発動を待ちすぎると、相手の展開に必要な効果を通してしまう可能性もあります。
実際の対戦では、次のような場面を目安にすると使いやすいでしょう。
- 相手の展開の中心となる効果が発動したとき
- 複数の表側表示モンスターが並んだとき
- こちらのカードを除去する効果が発動したとき
- 相手が攻撃へ移る前に盤面を弱めたいとき
相手デッキの動きが分からない場合は、ヴェール自身が除去される可能性のある効果に合わせて使うのも選択肢です。
①の効果はダメージ計算時にしか使えない
①の効果は、自分の魔法使い族モンスターが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に発動できます。
いつでも攻撃力・守備力を上げられる効果ではないため、直接攻撃のダメージを増やしたり、戦闘前に別の効果へ利用したりすることはできません。
また、戦闘を行う自分のモンスターが魔法使い族である必要があります。ウィッチクラフト以外のモンスターを並べる構築では、種族を確認しておきましょう。
見せる魔法カードはカード名が異なる必要がある
①の効果で見せられるのは、カード名が異なる手札の魔法カードです。
同名の魔法カードを複数持っていても、それぞれを1枚分として数えることはできません。
たとえば、同名のウィッチクラフト魔法を2枚と、別名の魔法カードを1枚持っている場合、見せられるカード名は2種類なので、上昇値は最大2000です。
手札の枚数だけで強化できる数値を判断せず、異なる名前の魔法カードが何種類あるかを確認しましょう。
手札の情報を相手に見せることになる
①の効果で見せた魔法カードは墓地へ送られませんが、その内容を相手に知られてしまいます。
相手は、その後に使われる可能性がある魔法カードや、ヴェールの②の効果に使える手札の枚数を予想しやすくなります。
戦闘で必要な上昇値が1000だけなら、無理に複数の魔法カードを見せる必要はありません。相手モンスターを倒せる範囲で見せる枚数を必要最低限に抑えると、情報を与えすぎずに済みます。
《ウィッチクラフトマスター・ヴェール》を安定して使うには、手札の魔法カードを残しながら、相手の動きを見て効果を使うことが重要です。強力な全体無効を持っているからこそ、対応できる範囲と発動タイミングを理解し、ほかのウィッチクラフトカードと役割を分担させましょう。
まとめ
《ウィッチクラフトマスター・ヴェール》は、相手モンスターの効果をまとめて無効にしながら、魔法使い族モンスターの戦闘も補助できる、ウィッチクラフトデッキの中心的なモンスターです。
攻撃力が高いモンスターではありませんが、手札の魔法カードを活用することで、妨害役と戦闘補助役の両方をこなせます。相手ターンに盤面を守り、自分のターンには相手の妨害を止めて攻められるため、先攻・後攻のどちらでも役割を持てるのが魅力です。
《ウィッチクラフトマスター・ヴェール》の主なポイントを整理すると、次のようになります。
- 相手フィールドの表側表示モンスターをまとめて無効にできる
- 手札の魔法カードを見せた数だけ、魔法使い族を大幅に強化できる
- 下級ウィッチクラフトの効果でデッキから特殊召喚できる
- ウィッチクラフト魔法の回収効果によって手札コストを補いやすい
- 《ウィッチクラフト・ハイネ》などと並べることで妨害の幅を広げられる
ウィッチクラフトデッキで使う場合は、下級ウィッチクラフトの効果でヴェールを特殊召喚し、手札に魔法カードを残して相手ターンを迎えるのが基本です。
ヴェールをフィールドに出せても、手札に魔法カードがなければ②の効果は使えません。そのため、展開に必要な魔法カードと、妨害用に残す魔法カードを分けて考えることが重要です。
実際に使っていると、下級ウィッチクラフトの展開や魔法カードの発動を優先しすぎて、ヴェールの効果に使う手札が残らない場面が起こりやすくなります。
ヴェールを出した時点で安心するのではなく、次の相手ターンに②の効果を発動できるかまで確認しておきましょう。
また、②の効果は、発動時に相手フィールドに存在する表側表示モンスターの効果を無効にします。相手が最初のモンスターを出した段階ですぐに使うよりも、展開の中心となる効果が発動した場面や、複数のモンスターが並んだ場面で使う方が、大きな妨害につながりやすいです。
一方、発動を待ちすぎると、ヴェール自身を除去されたり、相手の展開を止められなくなったりする可能性があります。相手デッキの動きが分からないうちは、こちらの盤面に大きく影響する効果に合わせて発動すると使いやすいでしょう。
①の効果も、単純な攻撃力アップとして使うだけではありません。
下級ウィッチクラフトが攻撃された場面で返り討ちを狙ったり、相手の大型モンスターを戦闘で突破したりできるため、ヴェールが存在するだけで相手の攻撃をためらわせることができます。
ただし、見せる魔法カードはカード名が異なる必要があり、相手に手札の内容を知られる点には注意が必要です。必要な上昇値を計算し、見せるカードは必要最低限に抑えるとよいでしょう。
採用枚数については、ウィッチクラフトデッキなら1枚から検討しやすいカードです。下級ウィッチクラフトの効果でデッキから特殊召喚できるため、無理に複数枚採用しなくてもフィールドへ出しやすく、手札に重なったときの扱いにくさも減らせます。
ただし、長期戦を重視する構築や、ヴェールを何度も使いたい場合は、デッキ全体とのバランスを見ながら枚数を調整しましょう。
《ウィッチクラフトマスター・ヴェール》は、手札の魔法カードを丁寧に管理することで強さを発揮するモンスターです。
ウィッチクラフトデッキを組む際は、ヴェールを出す手段だけでなく、魔法カードを回収できるカードや、盤面を守れるカードも一緒に採用しておきましょう。妨害を使うタイミングと手札の残し方を意識すれば、相手の展開を抑えながら、戦闘でも安定して優位に立てるようになります。


